塹江「開幕1軍」誓う 中崎とマツダスタジアムで自主トレ
広島が4日、仕事始めを迎えた。マツダスタジアムではナインが自主トレを行い、新たなシーズンに向けてスタートを切った。
4年目となった塹江敦哉投手は、師事する中崎と外野のポール間をダッシュ。今年初めてとなるキャッチボールを行うなど、約3時間汗を流した。
昨年は春季キャンプこそ1軍スタートとなったものの、シーズンでは一度も出場選手登録されなかった。サバイバルレースの号砲を約1カ月後に控え、すでに肩はできあがりつつある。キャッチボールでは力強い球を投げ込み、中崎のグラブから心地良い音を響かせた。
「感覚は良かった。最後に力を入れたときは、力みがあったので、それをこれからはなくしていきたい。先輩たちの中に割って入るのは簡単ではないけど、力をつけてまずは開幕1軍に入りたい」と力を込めた。