広島の新井貴浩内野手（４０）が１５日、殿堂入りが決まった阪神・金本知憲監督（４９）を祝福した。大阪市内で取材に応じ「若い頃からかわいがってもらい、影響はたくさん受けてきた。殿堂入りは僕もうれしい」と声をはずませた。

　同じ広島出身。９９年の入団以来、兄貴として慕ってきた。練習姿勢や最後まで諦めない気持ちの強さ、そして打撃技術…。広島、阪神時代を通じて金本監督から学んだことは数え切れない。

　「実績もさることながら、フルイニング出場に代表されるようにすごい精神力、反骨心の塊みたいな方」と尊敬のまなざしを向け、言葉を紡いだ。

　この日は、ＭＢＳテレビの深夜バラエティー「痛快！明石家電視台」の収録に参加。石原、菊池や打撃投手らと「実際どうなん？広島カープ」というテーマのもと、裏話で爆笑を誘った。「裏方さんも含め、みんな仲が良いからね」。この模様はＭＢＳテレビで２月５日の午後１１時５８分から放送予定。