ジョンソン 沢村賞フォームに 昨季6勝止まり反省…15勝挙げた16年に戻す

 「広島春季キャンプ」(3日、日南)

 広島のクリス・ジョンソン投手(33)が3日、今キャンプ初のブルペン入り。29球を投げ、「浮いた球もあったが、初回のブルペンにしては良かった。しっかり低めに集めることを意識した」と納得顔。キャンプでは「16年の理想の形に戻している。今年は(15勝を挙げた)16年のような1年にしたいと思う」と投球フォームをマイナーチェンジしていることを明かした。

 詳細こそ伏せたが、右足を上げた後、左腕をスムーズに上げるように修正したもようだ。見守った畝投手コーチは「早くトップの位置に持っていける」と説明。「本人も納得しているんじゃないかな。昨年の反省を生かしている」と助っ人左腕の意欲を買った。

 昨季は離脱を繰り返し、わずか6勝に終わった。オフの間は体調面に気を使い、手洗いを徹底。さらにパワー系のトレーニングで体を強化した。ランニングも継続し、「体の仕上がりは昨年よりいい」とうなずいた。

 球団史上初のリーグ3連覇へ、左腕の復活は絶対条件だ。ジョンソンは「イニングをたくさん投げて登板数を増やせばチームに貢献できる。そこにこだわりたい」と自信満々。ここまでの調整に狂いはない。沢村賞を獲得した2016年の再現を狙う。

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