カープ田中広輔、侍入り濃厚…タナキクで東京五輪へアピールだ
広島・田中広輔内野手(28)がオーストラリア代表と対戦する「ENEOS侍ジャパンシリーズ2018」(3月3日・ナゴヤドーム、同4日・京セラドーム)に出場する日本代表に選出されることが17日、濃厚になった。昨年のWBC以来の代表入りで、20年東京五輪に向けて絶好のアピール機会。今月中に正式発表される。
田中は17年WBCで8打数2安打2盗塁と存在感を発揮。昨季は不動の1番として2年連続フルイニング出場を果たし、打率・290、8本塁打、60打点をマーク。盗塁王と最高出塁のタイトルを獲得し、自身初のベストナインに輝いた。
3日には侍ジャパンの稲葉監督が日南キャンプを視察。田中について「非常に外国人選手への対応力がありましたし、気になる選手の一人。コンパクトに振る対応力がある」と高く評価していた。
同僚の菊池は代表入りが発表されており、稲葉ジャパンでも「タナキク」コンビで二遊間を組む可能性がありそうだ。