中村奨成 広陵の卒業式に出席「やりきったという気持ち」

卒業式で記念碑の前で自身の名前を指さす中村奨成
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 広島のドラフト1位・中村奨成捕手(広陵)が1日、広陵高校で卒業式に臨んだ。

 久しぶりに同級生と再会し終始、笑顔。涙はなかった。式典では、昨夏の甲子園で準優勝し、さらに個人では春夏を通じて個人最多となる6本塁打を放ったことで特別表彰を受けた。

 「さみしいというよりも、やりきったという気持ちがある。同級生と久しぶりに会って、みんな元気で安心しました。いつも通りの接し方をしてくれてうれしかったです。先生(中井監督)からは、いつでもつらくなったとき連絡をして来いと言われた。本当のおやじではないけど、そういう気持ちでやってきた。心強いです」

 2日からは再びチームに戻り練習が始まる。広陵での3年間を原点として、1軍を目指した戦いに挑む。

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