赤松、胃がん手術後初打席 2軍教育リーグで15カ月ぶり実戦

 「ウエスタン春季教育リーグ、中日3-0広島」(4日、由宇球場)

 胃がん手術から復活を目指す広島・赤松真人外野手(35)が、九回無死一塁に代打で出場。術後初めての実戦は3球三振に倒れたが、復帰へ新たなスタートを切った。

 「代打・赤松」がコールされるとスタンドから大歓声がこだました。一昨年11月の日本ハムとの日本シリーズ以来、15カ月ぶりの実戦。初球、144キロのストレートを積極的にスイングしてファウルとなり、最後は空振りの三振に倒れた。

 「声援が聞こえないくらい、緊張しました。長かったですね」。長いリハビリ生活を経て試合に出場した赤松は、偽りざる心境を吐露した。

 15カ月ぶりの打席については「もっとできると思った。力の差、ブランクを痛感しました。点数をつけると100点満点の5点かな」と苦笑いを浮かべた。

 復活のスタートラインに立てたが、赤松にはほんの第一歩。「守備はある程度行けるとは思うけど、バッティングや走塁はこれからしっかりやっていかないと」と今後の見通しを口にした。

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