大瀬良、開幕3戦目大丈夫!!昨年の日本一ソフトバンクを圧倒 5回3安打1失点
「広島4-2ソフトバンク」(25日、マツダスタジアム)
昨年の日本一チームを圧倒した。広島の先発・大瀬良が5回を投げ3安打1失点。前回18日・楽天戦(静岡)では5回7安打5失点と不安を残していたが、開幕へ向けて、復調の兆しを見せた。
「前回は自分の中で内容、結果、感覚が悪すぎた。投げ急いで上体が突っ込んでいたので、(体を)ゆったり大きく使って体重移動するイメージで投げました。内容のある投球ができて一安心です」
初回、立ち上がりを無失点に抑えるとリズムをつかんだ。二回は三者凡退。四回に連打から松田の犠飛で先制を許したが、大崩れはしない。バッテリーを組んだ磯村の好リードに導かれ、内角を強気に攻めた。直球は最速151キロを計測。カーブやカットボールも交えて4三振を奪った。
試合後、緒方監督は「内容のある投球をしてくれて大地に関しては安心してローテを任せられます」と評価。畝投手コーチも「すべての球種でインサイド、アウトサイドを突けていた。シーズンに入ってもやってほしい」とうなずいた。今後は予定通り開幕3戦目の4月1日・中日戦(マツダ)に先発する。
前日のジョンソンに続いて、不安定だった先発陣に光が差した。「自信を持って開幕を迎えられるように、しっかり準備したい」と大瀬良。開幕ローテを担う自覚をにじませ、最高の状態でシーズンへ向かう。