今村、つば九郎&燕ファンに感謝 危険球退場後の登板もヤジられず
3日のプロ野球ヤクルト戦で川端慎吾内野手の頭部に死球を与えた広島の今村猛投手が、5日のヤクルト戦に登板したものの、野次られることがなかったことを自身のインスタグラムで明かし、ブログで「ひんのない、きたないやじはやめましょう」と呼びかけたヤクルトのマスコット・つば九郎に感謝した。
今村は3日のヤクルト戦の七回に川端へ頭部死球を与え、危険球退場。川端も担架で運び出されるなど、騒然とした雰囲気に包まれた。
その翌日のブログでつば九郎はヤクルトファンへ、「やくるとすわろーずふぁんのみなさん、かーぷの、いまむらくん、わざとあてたわけではありません」とつづり「わかってます、あたまだぞ~!って。あすいこうも、いまむらくんでてくるでしょう。ひんのない、きたないやじはやめましょう」と呼びかけた。
4日の試合では、一部のファンから心無いヤジが飛んだようだが「まっ、きもちはわかります。だけど、それを、ちびっこが、まねをしていってるんです。いみもわからず」「ちびっこが、こんやいえにかえり、かぞくのかたがきいたらしょっくをうけるよ」と必死に訴えた。
この呼びかけが届いたのか、5日の試合で今村が登板するも、ヤジは飛ばなかった様子。今村が5日に更新したインスタグラムにはつばくろうの写真が投稿され「正直野次られて当たり前だと思ってました。でも何も聞こえてきませんでした。ほんとありがとうございます。つば九郎さんありがとうございます」と感謝しきり。
5日は、一部の中日ファンが広島に対し「原爆落ちろ」など、心無いヤジを飛ばし、問題となっているが、ヤクルトファンと広島ファンの間には、わだかまりはないようだった。
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