広島、九回2死走者なしの土壇場で追いつく 菊池が適時三塁打 今季初の延長戦へ

9回、同点三塁打を放ち雄叫びをあげる広島・菊池涼介=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 「広島-ヤクルト」(19日、マツダスタジアム)

 4連勝中の広島が九回の土壇場、菊池の適時三塁打で追いつき、延長に入った。

 広島は4点ビハインドの六回、ヤクルト先発のブキャナンを捉え、“タナキクマル”の3人で無死満塁の好機を作ると、4番松山が一、二塁間を破る適時打を放つと、なおも一、二塁から、バティスタが中前適時打で続き、1点差とした。

 1点を追う九回には、2死走者なしから、田中が中前打で出塁すると、二盗を決め、菊池が右中間への適時三塁打を放ち、広島は今季初の延長に入った。

 3連敗中のヤクルトは初回、広島先発の岡田から2点を先制。2死一、二塁から、雄平が右翼フェンス直撃の2点適時二塁打を放った。四回には広岡の適時二塁打などで2点を加え、リードを4点に広げた。

 先発・ブキャナンは6回3失点で勝ち投手の権利を持って交代したが、九回から登板したカラシティーがリードを守れなかった。

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