中村祐 5回5失点で降板「粘れず悔しい」 リード守れず…3戦連続KO
「交流戦、広島-西武」(29日、三次きんさいスタジアム)
広島の中村祐太投手が5回6安打5失点でマウンドを降りた。
初回に先制点を許すと、3-1で迎えた四回に逆転を許す。山川の右前打から四球も絡んで1死満塁とすると、金子侑に右翼線を破られる3点適時三塁打を浴びた。さらに五回には、山川に14号左越えソロを被弾した。
5月1日の巨人戦で3勝目を手にして以降、これで3試合連続KO。「全体的にボール自体は悪くなかったと思う。4回の3失点が全て。(満塁で金子侑に)カウントを悪くしたくないという気持ちがあり、少し甘く入ってしまいました。課題としてはランナーを置いたときの制球力。特に真っすぐで押せていた分、変化球の制球力が甘かった。味方が援護してくれていたのに、粘ることができず悔しいです」。
パ・リーグ首位の西武を相手に、試合の主導権をたぐり寄せる投球ができず唇をかんだ。