永川 743日ぶり登板で2回を0封「結果が出て良かった」
「交流戦、広島4-8日本ハム」(7日、マツダ)
広島の永川勝浩投手が、16年5月25日の巨人戦(マツダ)以来、743日ぶりに1軍登板。2回を2安打無失点で終え「結果が出て良かった。ホッとしている。投げさせてもらえるなら何回でも結果を出すのが仕事なので」と振り返った。
八回から登板。1死から大田に左翼線を破られる二塁打を浴びたが、近藤を一ゴロに。最後は中田をフルカウントからカットボールで空振り三振に斬った。
回をまたいだ九回も球威に衰えはない。レアードを空振り三振に仕留め、最後は1死一塁で中島を左邪飛に打ち取った。最速は147キロを計測。緒方監督は「最初は高かったけどね。そのあとは低めに良いボールを投げていた。次も頑張ってもらいましょう」と話した。
プロ16年目の永川は昨年1軍出場なしで、9月には左膝のクリーニング手術を受けた。今季はウエスタンで9試合に登板。防御率1・00と安定した成績を残し、3日に1軍選手登録された。