「交流戦、広島－楽天」（８日、マツダスタジアム）

　広島の丸佳浩外野手が球団では３５人目、プロでは史上４９２人目となる通算１０００試合出場を達成した。五回表が終わると、花束を受け取り帽子を取ってファンにあいさつ。ベンチでは選手らとタッチを交わした。初出場は１０年９月１２日の巨人２３回戦（東京ドーム）。

　節目の日に躍動した。初回１死二塁で左翼線への適時二塁打で先制点をゲット。２－０の三回無死では、７号右越えソロを放った。「打ったのはスライダー。コンパクトに自分の良いスイングができました。良い感触でした」

　守備では三回２死一、二塁でウィーラーのライナー性の打球に猛ダッシュしてダイビングキャッチした。４月２８日の阪神戦では、同じようなプレーで好捕した際に右太もも裏を負傷して途中交代。翌２９日に出場選手登録を抹消され、１３年５月２０日のロッテ戦から続けていた連続出場は７００でストップとなった。恐怖心を振り払い、先発した大瀬良を助けるビッグプレーだった。