大瀬良が緊急降板 走塁の際、左太ももを故障か コーチに背負われて退場

 苦悶の表情を浮かべ、ベンチへ戻る大瀬良(撮影・中田匡峻)
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 「DeNA-広島」(29日、横浜スタジアム)

 広島の大瀬良大地投手が緊急降板した。

 七回無死一塁で迎えた打席。送りバントを試みて走り出したが、一塁手前で両手を上げてスローダウン。ベースへ到着することなく、その場で立ち止まった。ベンチから急きょ、畝投手コーチとトレーナーが飛び出し状態を確認。一度は歩いてベンチに戻ろうとしたものの、止まり左太もも裏付近を伸ばすしぐさを見せた。最後は自力で歩くことなく、畝コーチに背負われベンチ裏へ下がった。

 大瀬良はこの試合までリーグトップの10勝をマークし、首位を走るチームをけん引していた。この日も六回まで85球を投げ、4安打1失点と好投していた。

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