丸2発!誠也&西川&会沢“ソロ”い踏み 鯉5発で巨人投手陣を粉砕
「巨人2-5広島」(7日、東京ドーム)
七夕の夜に広島がオール一発の快勝劇だ。チーム1試合5発は今季3度目、全てソロは1982年9月4日・ヤクルト戦(長岡)以来36年ぶり。四回先頭で内海のツーシームを左中間スタンドに突き刺した4番・鈴木誠也外野手は「自分のスイングができて良かった」と先制ソロにうなずいた。
3番・丸佳浩外野手も続いた。1-0の五回2死から内海の直球を左中間席へ、八回先頭では田原から右越えに2打席連発の17号ソロ。打率・339で首位打者に躍り出たが「今のところは一喜一憂しないで、まだこの時期なので」と表情を引き締めた。
丸&鈴木のアベック弾は昨年8月23日・DeNA戦(横浜)以来。同戦は鈴木が右足首負傷で途中交代し、試合にも敗れたが、それ以前は7連勝していた。役者が最高の結果を残すことで、勝利に結び付けている。
九回には西川、会沢の連続弾でトドメを刺した。緒方監督は「昨日得点できなかったからね。5本のソロ本塁打は出来過ぎだけど」と目尻を下げた。打線の勢いを緩めず、首位の貫禄を示し続ける。