高橋昂 フレッシュ球宴快投誓った 直球勝負にこだわらず普段通り
広島の高橋昂也投手(19)が9日、初出場する「フレッシュオールスターゲーム2018」(弘前市運動公園はるか夢球場)での快投を誓った。1イニングを任される予定で「投げるからには、しっかりと投げたい」と意気込んだ。
プロ1年目の昨季はチームの強化指定選手だったため、実戦登板が少なく選ばれなかった。今回、イースタン選抜には清宮(日本ハム)や安田(ロッテ)ら強打者が選ばれている。直球勝負などはせず「普段通りの投球をしていきたい」と力を込めた。
西日本を襲った豪雨被害の影響で、この日からの阪神3連戦は中止。予定していた先発登板はなくなったが、フレッシュ球宴へ気持ちを切り替えた。参加したマツダスタジアムでの投手指名練習では、キャッチボールやダッシュなどで調整した。
6月28日の巨人戦(マツダ)で菅野に投げ勝ち、先発3試合目で待望のプロ初勝利を手にした。ローテ定着を狙う伸び盛りの左腕は、スター選手になるための登竜門でも輝きを放ってみせる。