岡田、無念の“お仕置き降板” 制球定まらず…自己最短タイ3回1失点
「阪神3-9広島」(26日、甲子園球場)
無念の“お仕置き降板”となった。岡田が自己最短タイの3回4安打1失点で7勝目はお預け。勝利投手の権利を得るまでマウンドにいることができず、交代を告げられた後はベンチから戦況を見つめ続けた。
降雨の影響で72分試合開始が遅れるアクシデントもあったが、ボール先行が目立ち、リズムに乗れなかった。二回までは無失点投球だったが、初回は北條へ四球、福留に左前打を許すなど、2死一、三塁のピンチを作っていた。
5-0の三回は制球がまとまらず、先頭の投手・岡本に中前打、糸原には四球を与えるなど無死満塁で中軸を迎えた。4番・福留への中前適時打のみと最少失点で難を逃れたが、「一発のある選手が3、4、5番にいるので、その前に走者をためないように」と意気込んでいたような投球を展開できなかった。
今季は試合前まで阪神戦2試合に登板して1勝0敗、防御率3・09。甲子園でも勝利を飾っていたが、昨季は苦い出来事もあった。5月6日に9点差をひっくり返された試合で先発し、5回2/3を4安打7四死球7失点と崩れていた。
これで3戦連続で白星から遠ざかっている。次回こそ、好投で勝利を挙げたい。