鯉花火大会 5年ぶり6発!1~4番の本塁打は4年ぶり リーグトップの114本塁打
「ヤクルト7-13広島」(1日、神宮球場)
赤ヘルの強力打線がツバメ打線のお株を奪う一発攻勢だ。広島は2013年8月2日のヤクルト戦(神宮)でキラ、丸が2本ずつ、堂林、広瀬が1本放って以来となる1試合6本塁打。これでチーム114本塁打となり、DeNAを抜いてリーグトップに立った。
初回に4番鈴木が先制3ランを打ち上げると3番丸が続いた。二回だ。2死走者なしから、ブキャナンのカットボールを逆方向へ。「いいスイングができた」と納得顔で振り返った打球はグングン伸びて左翼席に突き刺さった。「初回から誠也が打ってくれたのでみんなが乗っていた」。22号ソロで自己最多23本塁打にあと1本だ。
タナキクも長打力を見せつけた。5点リードの三回だ。田中が右翼席へ8号ソロを運ぶと、2番菊池は左翼席へ豪快に10号ソロを放り込んだ。田中は「速い球に合わせてうまく打つことができました」。菊池は「積極的にいこうと思い打席に入りました」とコメント。これで1~4番まで本塁打を記録。これは2014年4月18日・DeNA戦(横浜)で堂林、菊池。丸、エルドレッドが記録して以来の珍しい記録となった。
花火大会はまだ終わらない。六回にバティスタがライナーで左中間席へ運ぶと、最後は鈴木がバックスクリーンへ16号2ランで締めくくった。主力が痛快な一発そろい踏みで、暑さを吹き飛ばした。