延長十回粘るDeNAを振り切る 高橋樹プロ初セーブ「素直にうれしい」
3枚
「DeNA5-6広島」(5日、横浜スタジアム)
広島が2度追い付かれながらも、延長戦で粘るDeNAを振り切った。
二回にバティスタの適時二塁打、三回に菊池と鈴木にソロ本塁打が出て3点を先行した広島。しかし五回に3点を返され、試合は振り出しに。
六回に安部のソロ本塁打で再びリードすると、九回には菊池の適時打で2点差に広げた。しかし100セーブに王手をかけていた守護神・中崎が2点を奪われ、試合は延長戦へ。
迎えた延長10回1死一、三塁から西川の二ゴロが併殺崩れとなる中で、1点を勝ち越した。最後は7番手として高橋樹がDeNAの反撃を封じた。
高橋樹はプロ初セーブ。先頭のDeNA・田中浩が三塁・安部のエラーで出塁したが、「野手が取ってくれた点なので、野手がエラーしても自分が抑えてやると思って投げた」と無失点で試合を締めた。「素直にうれしい」。花巻東高から2015年ドラフト3位で入団した3年目は初セーブの喜びをかみしめた。