広島打線が天敵ガルシア撃ち 初回に3連続タイムリー

 「広島-中日」(7日、マツダスタジアム)

 カープ打線が“天敵”ガルシアに先制パンチを浴びせた。初回、田中の内野安打と菊池の四球で無死一、二塁の好機を築き、丸が中前に先制打。さらに鈴木が三塁強襲打、バティスタも左前打で続き、3連続タイムリーで3点を先取した。

 丸は「ボールに逆らうことなく素直に打ち返すことができた」と喜べば、鈴木は「良い流れで回ってきて、チャンスでバッティングカウントだったので思い切っていった」。バティスタも「しっかりと自分の形で打ちにいくことができた。コンパクトスイング!」と自画自賛した。

 ガルシアとの前回対戦(7月18日・ナゴヤドーム)では七回まで無安打に抑えられ、勝ち星を献上。今季3戦3敗、防御率1・29と完璧に抑えられてきたが、4戦目にして攻略。二回にも菊池の適時打で加点し、試合の主導権を握った。

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