緒方監督「143試合、うちの野球を」マジック点灯も無関心
「阪神4-6広島」(15日、京セラドーム大阪)
広島が“7度目の正直”で、優勝へのマジックナンバー「32」をともした。緒方監督は「今日も打線がいい攻撃をしてくれた。しっかりと点数を取ってナイスゲームだった」と納得顔で振り返った。
3番丸が4打数2安打3打点を挙げると、4番鈴木も左翼席へ、豪快な22号2ランを突き刺した。「主軸2人がああやってしっかり打点を挙げてくれるから、いいゲームができている」と指揮官は満足そうにうなずいた。
ただ、優勝マジック点灯については関心を示さなかった。「前から言っているように関係ない。昨年の反省を踏まえて143試合、うちの野球を、カープの野球をやるだけ。また明日、一戦一戦しっかり戦っていきたい」と、おなじみのフレーズで締めくくって帰りのバスに乗り込んだ。