広島、優勝マジック「28」に DeNAの猛反撃振り切る
「DeNA7-9広島」(19日、横浜スタジアム)
広島がDeNAの反撃を振り切って、優勝へのマジックを「28」とした。3カードぶりの勝ち越しを決めた。
初回、プロ入り初の1番に入った西川が右中間二塁打。1死後、丸がバックスクリーン右へと突き刺す27号2ランで先制。その後2死一、二塁から、前日に続き7番で先発した田中が中堅フェンス直撃の二塁打。2者が生還し、この回一挙、4点を奪った。
四回には1死から西川、菊池が連続四球で出塁し一、二塁。丸は今永の外角直球に反応し、一、二塁間を破る適時打を放った。
4番の鈴木も左前適時打で続くと、なお一、二塁から松山は中前への適時打。クリーンアップ3者連続適時打で3点を加え、DeNAの先発・今永をKOした。
七回には西川の中前適時打、八回には田中の中犠飛で突き放した。
守っては救援陣が八回に2本の2ランを浴び、九回にも守護神の中崎が1点を失い、なお2死満塁のピンチを迎えたが、辛くも逃げ切った。