広島が九回アウトあと1つから悪夢 延長十回にアドゥワが打ち込まれる
「広島5-10ヤクルト」(21日、マツダスタジアム)
広島が一転、二転の接戦も、最後はバレンティン、畠山の本塁打に沈み、マジックは「28」のままだった。
延長十回、6番手のアドゥワが1死からバレンティンに31号ソロを許し勝ち越し点を奪われた。なおも2死一、三塁から畠山に5号3ランなど5点を奪われ万事休した。
あとアウト1つでゲームセットだった。ストッパー中崎が1点リードの九回2死二塁から代打谷内を三ゴロに仕留めた。これを上本がファンブル。三塁に走ってきた田代にタッチをして一度はアウトの判定でゲームセットと思われた。しかしヤクルトのリクエストで判定が覆りセーフとなった。試合終了から一転2死一、三塁のピンチで試合続行。坂口に左前適時打を許し同点とされた。
広島は1点を追う二回、鈴木が左中間へ23号同点ソロ。四回には松山の勝ち越し適時打、五回はバティスタの19号ソロで加点した。
六回に3点を奪われ逆転を許したが、直後に田中の左前適時打で同点、七回には鈴木が中前適時打で勝ち越したが、勝ちきれなかった。