広島が逃げ切りM19 月間登板数タイ記録のフランスアら中継ぎ陣踏ん張る
「巨人2-6広島」(30日、東京ドーム)
広島が序盤のリードを守って逃げ切り、3連勝。ヤクルトが勝ったため、優勝マジックはひとつ減って19。貯金は今季最大の24となった。
打線は初回、菊池の適時二塁打で先制すると、二回にはバティスタの21号ソロと岡田の犠飛で2点を追加した。1点リードの九回には菊池の適時内野安打などで貴重な追加点を奪った。
先発した岡田は5回1/3を7安打2失点で7勝目(5敗)。7月1日・DeNA戦以来の勝利となった岡田は「先頭をしっかり抑え、野手の方にも助けられました。ありがたいです。これからも優勝に向けて頑張っていきたい」と振り返っていた。
2番手以降はジャクソン、一岡、フランスア、中崎とつないで巨人の反撃を許さなかった。
八回に登板し、1回無失点のフランスアは8月の登板数が18試合に達し、稲尾和久(西鉄)、益田直也(ロッテ)に並び、月間登板数トップタイとなった。
巨人は五回に小林の適時二塁打と重信の犠飛で2点を返したが、六回以降はチャンスをつくるものの、あと一本が出ず。7月4日以来の登板となった巨人先発・田口は5回4安打3失点も白星遠く、7敗目(2勝)を喫した。チームも4連敗となった。