カープV効果 県内459億円も 前年比59億円増 日本一なら効果は約465億円

 セ・リーグで広島が3年連続で優勝した場合の経済効果が、広島県内で約459億円に上るとの試算を関西大の宮本勝浩名誉教授がまとめ、20日発表した。前年より約59億円多い試算。25年ぶりのリーグ優勝を果たした2016年から年々大きくなっており、宮本氏は「熱心なカープファンが全国に広がったことなどが要因」と分析している。

 効果の内訳では、入場料や応援グッズ代などが優勝しなかった場合と比べて約58億円増えると推計。地元の百貨店のセールやファンの飲食が増える効果を約120億円とした。もみじ銀行(広島市)が「カープV預金」で集めた資金が新たな投資として地元に回る額も約131億円増え、経済活性化に貢献すると見込んだ。

 このほか、売り上げが拡大した店や従業員の所得が増え、それがさらに消費に回るなどの波及効果も織り込んでいる。

 日本シリーズに進出して日本一となった場合の効果は約465億円になると試算した。

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