広島、引退の新井が連日の代打登場「ア・ラ・イ」の大コール 胴上げで宙を舞う
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「広島-ヤクルト」(26日、マツダスタジアム)
今季限りで引退する広島の新井貴浩内野手が10点リードの七回2死一、二塁の場面で、代打出場した。
5番・松山に代わって緒方監督が球審に代打を告げると、満員のカープファンで埋まった観客席から「ア・ラ・イ」の大コール。
前夜は代打で中犠飛を放った新井だが、カウント2ボールからの直球を打って三塁正面のゴロに倒れた。
新井はそのまま松山に代わって一塁の守備につき、歓喜の瞬間をグラウンドで迎えた。
優勝決定後は、緒方監督に続いて胴上げ。仲間から促されて照れくさそうに輪の中心に入り、ファンの大歓声を浴びながら6度、宙を舞った。