緒方監督、初戦必勝を誓う 「是が非でも取りたい」
広島・緒方孝市監督(49)が26日、マツダスタジアムで行われた日本シリーズの開幕前日会見に出席し、初戦必勝の決意を示した。34年ぶりの日本一へ。「もちろん初戦が大事。是が非でも取りたい」と力強く話した。
本拠地から始まる決戦で地の利を生かす。「マツダでファンの方の応援は選手にとって大きな力になるし、大きなアドバンテージになる」。CSファイナルS後の7日間の調整にも手応えを示しており、先手を奪うことで弾みをつけていく。
相手もパを勝ち抜いてきた強敵。それでも「まずは塁に出る、そして相手投手にプレッシャーをかける、機動力を使って1点1点を重ねていきたい」と自分たちの野球を貫き勝利を手にする姿勢だ。
この日の両球団による監督会議では「事前にそういう話をしていた」と2年ぶりの予告先発実施も決定した。「するべき準備はできたと思うし、あとは思い切ってぶつかっていくだけ」と指揮官。いざ、日本の頂をかけた戦いに挑む。