8盗塁死でシリーズワースト更新 75年・阪急の7盗塁死を上回る
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「日本シリーズ・第6戦、広島-ソフトバンク」(3日、マツダスタジアム)
広島は初回、二回と盗塁を試みたがいずれもアウトとなり、今シリーズ8度目の盗塁失敗でシリーズワースト記録を更新した。
初回は1死一塁から田中が、二回は2死一、三塁から一塁走者の安部がスタートを切り、ソフトバンク・甲斐の強肩に阻まれた。
これで第1戦からすべて盗塁は失敗しており、8盗塁死は1954年の西鉄、64年の南海、75年の阪急の7盗塁死を上回る記録となった。シーズンではセ・リーグ1位となる95盗塁を決めた自慢の機動力が“甲斐キャノン”の前に、鳴りを潜めている。