ドラ3・林“丸二世”になる!40発目標 恩師は「1億円プレーヤーに」

 広島からドラフト3位指名された林晃汰内野手(17)=智弁和歌山=が8日、和歌山市内の同校で白武スカウト部長、鞘師スカウトから指名あいさつを受けた。高校通算49本塁打のスラッガーは“丸2世”を目標に、シーズン40本塁打を目指す決意を口にした。また、高嶋仁名誉監督(72)からは、1億円プレーヤー指令も飛び出した。

 赤ヘル軍団の主力を張る野望を心に、林は智弁和歌山と同じ「C」マークの帽子を初めてかぶせてもらった。「(カラーも同じ)赤のチームなので、やりやすいと思います」と笑みを浮かべ、目標とする選手に丸の名前を挙げた。

 「チャンスで打てて、その中で長打もあるすごい選手。追いつく?そういう気持ちでやっていきたい。左の強打者になりたい」

 丸と同じ右投げ左打ちで、動画も見ているという高校通算49本塁打のスラッガー。憧れの存在のように、広角に長打を運べるのが魅力だ。丸は7日に国内FA権の行使を宣言したが、残留となれば質問できる機会が増えるだけに「長打力もあって打率も残している。そういうところを聞いていきたい」と目を輝かせた。

 “丸2世”を目指す中で、将来的にクリーンアップに座って40本塁打を放つ青写真を描く。中軸を担うため、自らに課すのは勝負強さ。「チャンスで1本打てる選手が僕の理想。そこでホームランが最高の結果」と力を込めた。

 182センチ、88キロの肉体には、無限の可能性が詰まっている。今夏まで指揮を執った高嶋名誉監督によると、今年4月の県岐阜商との練習試合で推定150メートルの場外弾をマーク。「球がはるかかなたに消えていきました。長打に関しては、48年間見てきて1、2位」と太鼓判を押した。

 それだけの素質を持つからこそ、高嶋名誉監督は林に1億円プレーヤー指令を出した。「今は1億円プレーヤーが一人前。そういう評価になるじゃないですか」。何年も数字を残し、大台を突破する選手になることを元指揮官は心から願っている。

 鞘師スカウトは「(ドラフト1位の小園と将来)三遊間を守ってくれたらと思うと、ぞくぞくします」と期待する。球団は現状、三塁手として育成する方針だが「打つのが持ち味。それを生かせるように、守れるようにしておきたい」と外野の守備練習もしているという林。志高く、プロの世界へ足を踏み入れる。

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