胃がん公表の広島・赤松、来季は「体が動かないということがないように」【一問一答】

契約更改を終え、にこやかに取材に応じる広島・赤松真人=大野練習場(撮影・飯室逸平)
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 広島・赤松真人外野手(36)が12日、廿日市市内の大野練習場で契約更改交渉に臨み、2700万円から、25%ダウンの2025万円でサインした。

 【以下一問一答】

 -交渉は早かった。

 「早かったです」

 -サインは。

 「しました」

 -球団から話は。

 「体のこともあるんですけど、戦力として見ていると言っていただきましたので、すごくうれしかったです。結果を出さないといけない、頑張らないといけないですね」

 -今年は1軍出場がなかった。契約への不安は。

 「やっぱり選手として契約をしていただけるというのはありがたいこと。1年契約なので。毎年毎年が勝負。それは若い頃からずっと変わらない。常に危機感を持っているので。そういう危機感が特に強かったですね、成績も出してなかったので。そういう話をいただいた時はうれしかったですね」

 -今年はリハビリに割く時間も長かった。戦力になれる自信は。

 「今年、2017年スタートした時はなかなか動かない体があったのは事実だったので。ようやく自分の体で動けるなと思ったのが暑い夏を越えてからだった。それではチームの戦力にはなかなかなれない。来年は体が動かないというのがないように、2月のキャンプ、オープン戦、教育リーグから出せるように準備しないといけないですね」

 -来年への自信は。

 「正直なところ、1軍で2年間やっていないので、自信がありますとなかなか言えないですけど、それまでやってきた経験がありますから、頭では覚えているので、それをどう行動に移せるかだと思いますし、1軍にいるのであれば、僕が教えられる技術があるのであれば、ピッチャーのモーションであったり、外野の位置であったり、そういうところでも貢献できるかなと思いますし、少しでも貢献したいですね」

 -球団に伝えたことは。

 「やらないといけないという使命感というか、責任感というか。これだけ大目に見てもらうという言い方はあれですけど、本当だったら戦力として見なされないので、病気があったというのもあるし、今までのもあったかもしれないですけど、大目に見てもらって恩を返さないといけないというのはあります」

 -金額は。

 「金額は限度額いっぱい、25%です」

 -金額を見て思うことはあったか。

 「いやいや、もうお金ではないので、僕がそう思ってるだけですけど(笑)、プロ野球選手の評価はお金なので何とも言えないですけど、僕はそうではなく、今まで応援していただいた人、僕がつらかった時にいろいろ応援していただいたのでその恩返しではないですけど、それは1軍の場でアピールするのが一番良いのかなと思います」

 -家族と話は。

 「良かったねという話はありましたけど、こればっかりは1軍で活躍しないと本当の喜びはこないのかなと思いますし、そうできるように、4連覇に貢献できるようにしないといけないですね」

 -来季の目標は。

 「4連覇に少しでも貢献できるようにというのと、自分が微力ながらいろんなところをサポートできるんじゃなかなと、いろんな経験をしてきましたから、そういうところでも貢献して4連覇の力になりたいと思います」

 -自信は。

 「頑張ります!」

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