今村、松山英樹と2年連続合同トレした~い “勤続疲労”から巻き返しへ

 広島・今村猛投手(27)が20日、大分県内での湯布院リハビリキャンプを打ち上げ、今オフの自主トレプランを明かした。昨オフはトレーナーの紹介で、同学年のプロゴルファー・松山英樹と合同トレを敢行。その時、意識の高さに刺激を受けたそうで「可能性はないことはない。タイミングが合えば」と2年連続の合同自主トレの実施に意欲を示した。

 「(昨年は)一緒にご飯を食べたりして、いろんな取り組み方だったり考え方だったりというのを学んだ。一番すごいなと思ったのは、単純にもっと上を目指せばいいんじゃないと。例えば日本とかじゃなくて海外を目指してやってみるとか」

 海外で活躍する同年代の言葉は刺激的だ。昨年はハワイで一緒にトレーニングやゴルフを行った。限られた時間の中、「限界を自分で作らずにやるっていうのは改めて大事なことだなと思った」と向上心に驚かされたという。今オフも実現すれば、どん欲に極意を吸収するつもりだ。

 今季は“勤続疲労”の影響で43試合の登板にとどまり、防御率5・17に終わった。来季は巻き返しの1年となる。「70試合(登板)だったりそういうのを目標にやっていきたい。チームが強ければ勝ち試合でないとそういう数字は達成できない」。湯布院で心も体もリフレッシュした。鯉の鉄腕リリーバーがセットアッパー返り咲きを狙う。

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