大瀬良、打倒菅野!最多勝&勝率1位2冠も慢心なし

 「NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD」が27日、東京都内で開かれ、広島の大瀬良大地投手(27)が最多勝と勝率第1位の表彰を受けた。球団初のリーグ3連覇に貢献した右腕は、来季以降さらなる高みを目指すと誓った。

 スーパースターだけが集う舞台に、大瀬良が戻ってきた。最多勝と勝率第1位(13勝以上が対象)の2冠に輝き、14年の新人王以来4年ぶりに表彰式に出席。「1年間頑張ったご褒美で呼んでもらったと思う。新人の時とは違った立ち位置で来ることができている。少しは成長できたかなと思う」と感慨に浸った。

 大躍進を遂げた1年だった。開幕から安定した投球を続け、前半戦だけで10勝を記録。初の球宴出場も果たした。後半こそ「良かったと思える試合がなかった。調子が悪い中で何とか試合を作れた」と振り返るが、トータルで27試合に登板し、15勝7敗、防御率2・62の好成績。投手陣の軸として、リーグ3連覇の原動力となった。

 シーズン最終盤には「日本を代表する投手」と尊敬のまなざしを向ける巨人・菅野とタイトル争いを繰り広げた。今季は3度投げ合い、1勝1敗。エースの称号を視界に捉えた今、来季以降も最大のライバルとなる。

 「これからもしっかりと争いができる選手になりたい。1人のプロ野球選手として高みを目指すのは当然のこと。シーズンはチームのために戦いながら、その中でもっともっと実績を積み重ねていって(菅野に)勝っていける選手になりたい」

 打倒菅野-。4連覇とともに、エース対決へ闘志を燃やした。

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