丸の巨人移籍で下水流「僕は応援したい」外野定位置奪取も誓う
広島の下水流昂外野手(30)が30日、「2018スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」を受賞し、都内で行われた表彰式に出席した。チームメートの丸佳浩外野手(29)が巨人への国内FA移籍を表明したことを受け思いを語った。
表彰式の後の取材で、「丸への思いですか。難しいですね。ここ一番使われますか?」と切り返しつつ、「丸がああいう決断をしたのでね、僕は応援したいと思いますし。個人的にはレギュラー1人いなくなったわけですし」とプロ選手としての意地ものぞかせた。
チームとしても「丸がいなくなったからといって、弱いと言われないように。またチーム一丸で。そこに自分もレギュラーとしてプレーを精いっぱい頑張っていきたいと思っています」と定位置奪取と4連覇を見据えていた。
もう1人、パ・リーグからの受賞となった西武・森友哉捕手(23)も同じポジションだった炭谷銀仁朗捕手が巨人にFA移籍を決めた。「すごくお世話になりましたし、キャッチャーの部分で教えてもらったり、リードの勉強をさせてもらっていたので。その恩返しというか。その意味でも来シーズンはキャッチャーとして一人前になりたいです」と打者として、捕手として一皮むけて炭谷の恩に報いると誓った。
その上で、浅村栄斗、菊池雄星と主力3人が移籍する現状を踏まえて、「そこをみんなでカバーできるように頑張っていきたいです」と語った。