巨人移籍の丸「最後まで悩んだ」 巨人移籍の決め手は原監督の言葉【一問一答】
広島から国内フリーエージェント(FA)権を行使した丸佳浩外野手が30日、マツダスタジアムを訪れ、来季から巨人でプレーする意志を球団関係者らに伝えた。その後、報道陣の質問に答えた。
【以下、一問一答】
-決断した。
「はい。ジャイアンツの方でお世話になろうと思います」
-一番の理由は。
「理由はいろいろあるんですけど、悩んで最終的には野球選手として野球人として、環境を変えてまた一から勝負したいという気持ちが出てきました。それが一番の要因です」
-決断の時期は。
「本当に最後まで悩みました。昨日の夜です」
-どの辺りで悩んだか。
「いろいろあります。当然、11年間やってきた球団ですし、愛着も当然ありました。そういったところで、他球団の評価を聞きたいということで今回、行使した。他球団の評価を聞いたときにジャイアンツ、マリーンズ、両球団とも高い評価をいただいた。なおさら悩みました」
-新しい環境でというとこで巨人を選んだのは。
「最終的には、原監督にカープの良いものをジャイアンツに持ち込んでやってもらいたい、と言われましたし、本当にまだまだ長い野球人生の中で絶対にプラスになるからという言葉をいただいたので。野球人として自分自身、さらにレベルアップしていけたらと思いました」
-来季からはカープがライバルになる。
「来季は開幕戦がここなので、しっかりと自分の良いところが少しでも出せるようにしっかりと頑張っていきたい」
-ファンへの思いは。
「言い表せないほどあります。まずは本当に11年間、こんな選手を応援していただいて感謝しています。ここまでやってこられたのも、ファンの方の声援があったからですし、来季からは敵チームになってしまいますけど、良い意味で恩返しができたらと思います」
-カープに対する思いは。
「今言ったことと似てきてしまいますが、新井さんが言われているように家族のようなチームだったので、なかなかこういう雰囲気の球団はないと思います」
-ロッテへの連絡は。
「今朝、監督に直接電話しました」
-巨人へは。
「僕の口から直接、原監督にお電話させて頂きました。お世話になりますと伝えて、一緒に頑張っていこうと言ってもらいました。今朝です」