ライバル大型補強警戒…迎打撃コーチ、西&岩隈迎撃プランを開幕までに練る

 広島・迎祐一郎打撃コーチ(36)が7日、TG新戦力に警戒感を示した。6日に巨人が岩隈(前マリナーズ)の獲得を、この日も阪神がオリックスからFA宣言していた西との契約合意を発表した。カープの4連覇阻止へ、同一リーグのライバル球団が相次いで補強を展開している。

 日米通算170勝の岩隈と現役時代に対戦がある迎コーチは「ケガ明けでどういう状況か分からない」とした上で「力感のないフォームからスピードガン以上のボールが来る。ボールも動く。しっかり投げられたら難しい投手になる」と指摘。西についても「コントロールがいい。その日の調子によっていろいろできるし、大崩れするタイプではない」と、イメージを語った。

 過去の交流戦の対戦成績を振り返ると、岩隈(当時楽天)には3勝2敗と勝ち越しているが、西には0勝2敗、防御率1・93と封じ込められた。パ・リーグの猛者相手に戦ってきた2人だけに、「簡単に点を取れるとは思っていない。対策を練る」と、来季開幕までに両右腕を丸裸にする考えだ。

 今季も打者の状態や相手投手との相性、傾向を見極めて、107通りものオーダーを組んだ。丸こそ抜けるが赤ヘル打線の破壊力はリーグ屈指。ライバルの難敵を攻略し、苦手意識を植え付ける。

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