ドラ2島内、しゃべり磨く 大学の先輩・大瀬良から助言

 広島は10日、広島市内のホテルで新人8選手の入団発表会見を行い、ドラフト2位・島内颯太郎投手(22)=九州共立大=はしゃべりの技術に磨きをかけることを目標に掲げた。おとなしい性格のため、人前での話は得意ではないもののプロは発信力も重要。「トーク力を上げたい」と意気込んだ。

 この日の新人入団会見、代表質問での出来事。インタビュアーが、大学の先輩でもある大瀬良から預かったメッセージを読み上げた。技術面などの助言があると思われたが、そこには「トークスキルを身につけるように」との言葉があった。

 ユーモアたっぷりのアドバイスに、会場は温かい空気に包まれた。「おとなしいと言われるんです。大瀬良さんもそうですけど、しゃべれる方がファンの人にも親しみが出ると思う」。自らの殻を破って人間的にも成長していく。

 1年目の目標は大瀬良ロードを歩むこと。開幕1軍、2桁勝利、そして新人王獲得と大きな夢を抱いた。即戦力として期待される。2月1日からの春季キャンプへ向け、現在は体力強化と並行してブルペンで約50球の投げ込みを行っている。準備は順調だ。

 「きのう大瀬良さんに電話したら、キャンプはキャッチボールをするつもりと言ってもらいました」。先輩の背中を追いかけながら歩むプロ生活が、始まった。

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