菊池保「どんな仕事でも」星野魂で4連覇に貢献!楽天時代に闘将から高評価

 楽天から福井優也投手(30)とのトレードで広島に加入した菊池保則投手(29)が14日、マツダスタジアムで入団会見に臨んだ。新しい背番号59のユニホームに袖を通し、「セ・リーグで3連覇しているチームに選んでいただいてすごく光栄。チームの勝利に貢献したい」と意気込んだ。来季はプロ12年目。先発、中継ぎフル回転でチャンスをつかむ決意だ。

 リーグ4連覇のためなら役割は問わない。カープのユニホームに袖を通した菊池保は、「(先発の)こだわりはない」ときっぱり。「投げろと言われたところでどんな仕事でもいこうという気持ちです。チャンスを生かしたい」と新天地に挑む覚悟を口にした。

 今季はわずか3試合の登板に終わったが、シーズン後半に調子を上げた。防御率1・38と結果を残し「ボールも良かった。1年間投げられる自信はあります」と力強く言い切った。

 楽天時代、力強い直球は星野元監督からも高く評価されていた。好投すれば褒められ、大事な場面で打たれると「野球をなめるな」と一喝された。厳しさと優しさを併せ持つ闘将の人柄に触れ「素晴らしい人だった」と感謝は尽きない。“星野魂”を胸に刻み、花を咲かせるつもりだ。

 カープには頼もしい先輩がいる。選手会長会沢は同じ茨城出身。高校時代は「怖くて近寄れなかった」と苦笑いするが、プロで顔を合わせると「すごく優しく接してくれた」。茨城バッテリー結成を心待ちにしている。

 楽天時代の呼び名はキク。ただチームには「有名な菊池選手がいる。かぶってしまうかもしれない」と恐縮。心機一転、「負けないように、覚えてもらえるように頑張っていきます」と力を込めた。

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