新井貴浩氏 モデルデビュー 引退後初仕事!日本最古のファッション誌の表紙飾った

 今季限りで現役を引退した元広島の新井貴浩氏(41)が、ファッション雑誌でモデルデビューしたことが17日、分かった。「メンズクラブ」(ハースト婦人画報社)の2019年2月号の表紙を飾り、モデルとしての新たな一面を披露している。今号では全国9都市のファッションスナップを特集しており、中国地方を中心に、25日から一部書店で限定販売される。

 日本シリーズ終了翌日、新井氏は旬のファッションに身を包み、マツダスタジアムに立っていた。澄み切った空の下、189センチの長身が映える。現役引退後の初仕事がファッション雑誌のモデルデビュー。まさかの展開に、「自分でいいのかと思った。初めてのことで恥ずかしかったです」と照れ笑いした。

 「メンズクラブ」は日本最古、世界でも2番目に伝統あるファッション雑誌だ。過去にはソフトバンク・和田毅、競泳・北島康介、レーサー・佐藤琢磨、陸上・為末大ら一流アスリートが表紙を飾ってきた。今号では全国9都市のスナップを特集。広島でも撮影が行われ、地元で絶大な人気を誇り、惜しまれながらカープのユニホームを脱いだ新井氏に白羽の矢が立った。

 「カメラマンがすごい顔で撮っているから、笑いそうになった」と言うが、モデルでもプロ意識の高さを見せつけた。グラウンド、スタンド、ベンチなど撮影場所を移しながらカメラマンの要求に応え、さまざまな表情を披露した。

 同編集部関係者は「びっくりしています。ユニホーム姿を見た時はもっとマッチョになるかと思いましたが、足が長くてバランスがいい。シルエットもきれいで慣れていると思いました」と絶賛。「これからお仕事が増えるのでは?」と“モデル新井貴浩”に太鼓判を押した。

 本人もまんざらではなさそうだ。普段から身だしなみに気を使い、プライベートではキャップやニット帽を愛用する。今回も心の底からモデルの仕事を楽しんだようで「撮影の時からすごく褒めてくれるので勘違いしそうになりました!」と満足そうに笑った。今号では同氏のインタビューも掲載されており、来年3月開催予定の「現役引退セレモニー」まで、しばしの間、“新井ロス”から解放されそうだ。

 今後は野球評論家として再出発する予定。現役引退後には「やっとゆっくりできる。楽しみ」と第2の野球人生を心待ちにしていた。ユニホームを脱いでも存在感は健在。球界でも唯一無二の輝きを放つ新井氏が、ファッションモデルとして、新たな一歩を踏み出した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス