会沢、ドラ1小園にエール “家族”に溶け込め「やりやすい環境」約束

 広島の選手会長・会沢翼捕手(30)が15日、ドラフト1位・小園海斗内野手(18)=報徳学園=へエールと金言を送った。広島県廿日市市内の大野練習場でスタートした合同自主トレで、新人8人と初対面。小園の動きを絶賛し、チームに早く溶け込めるように全面サポートを約束した。

 護摩行を終えた会沢の顔には痛々しいやけどの痕が残っていた。合同自主トレ初日にルーキーと初対面。小園がオーラがあった先輩として真っ先に自身の名前を挙げたと聞くと、「この顔だからじゃないですか?この人、大丈夫かなって」とかすれた声で笑う一方、その素質には舌を巻いた。

 「フレッシュで生き生きした動きをしていた。ノックを受ける姿を見ても下半身がどっしりしている。(フリー打撃も)良かった。今の高校生はすごいですね。今年の新人には頑張ってほしい」

 自身の経験を踏まえて、新人がのびのびとプレーできるような環境を整える。会沢も高卒入団で「僕の時は怖い先輩ばかりだった」と苦笑い。3連覇中のチームは“家族”とも称され、「みんなフレンドリーだからすぐに慣れると思う。上の連中が目をかけて、やりやすい環境を作ってあげたい」と選手会長らしく胸をたたいた。

 新しい年を迎えて、会沢は「リセット」をテーマに掲げる。「すべての面で上にいきたい。チームも上にいけると思う」。チームの目標は4連覇と悲願の日本一だ。久々にナインと再会し、「若い子から1軍でやってやるという気持ちが伝わってきた」とにっこり。仲間と切磋琢磨(せっさたくま)し、チームをまとめ上げる。

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