【一問一答】新助っ投ローレンス「ニックネームの話から入りますが…」

並んでにこやかに会見する広島 ケーシー・ローレンス(右)と広島 カイル・レグナルト=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 広島の新助っ人・カイル・レグナルト投手(30)とケーシー・ローレンス投手(31)が25日、マツダスタジアムで入団会見に臨み、今季の抱負を語った。以下、ローレンスの一問一答。

 -ローレンスさんのニックネームは。

 「ローレンスです、よろしくお願いします。ニックネームの話から入りますが、まず私の父親がツリー(木)と呼ばれていました。その息子である私ローレンスは小さな木ということで、小枝、ツイックと呼ばれていました。さっき、2人でニックネームの話をしていて、するとレグナルトが『じゃあオレはお前たちにつながっている葉っぱにしようか』ということで、(レグナルトのあだ名が)リーフになりました。日本に初めて来て、2人でニックネームの話をしていたという流れがありました」

 -小枝と葉っぱでいいコンビができる。

 「僕もそう思う。チーム一丸となるという意味では1つのまとまりになると思う」

 -広島に来ての気持ちは。

 「非常に興奮しています。しっかりと準備をしてきているし、日本に来てシーズンが始まることを、とても待ちきれない気持ちでいます。その中で自分のベストを尽くしてチームと共にいろいろ達成したいと思います」

 -日本は初めてか。日本の印象は。

 「初来日とは言えないかもしれない。結婚した際、ハネムーンの飛行機の乗り継ぎで日本に立ち寄ったことがある。2時間ぐらいだったが着陸していた。日本の印象は、まだ滞在2日目ですが、みんなフレンドリーで優しい方が多い。日本の生活が始まるにあたって、文化を楽しんでいきたいと思う。街はきれいな印象。飛行機を降りたときは寒かったが、暖かくなればいいと思う。シーズンが始まるのが楽しみです」

 -日本で挑戦したいことは。

 「日本の文化を楽しむ姿勢で、オープンな気持ちでここに来ています。レグナルトも言っていましたが、今日のランチでラーメンを食べた。日本食を楽しむことを心がけたい。日本語は、まだ1と2だけしか数字は数えられない。これからしっかり覚えていきたい。言葉の部分は生活に欠かせないので、少しずつ習得していきたい」

 -日本に来る経緯や決断は。

 「日本に来た理由は新たなもの、日本のリーグに挑戦したという気持ちを持って日本行きを決断しました。正直なことを言うと、実は2年前に違うチームからオファーをいただいました。その時は自分自身の中でタイミングが合っていなかったが、今回カープからいただいたタイミングというのはすばらしいものだった。日本の競争力の高いリーグに挑戦したいという気持ちで決断に至りました」

 -カープの印象は。

 「すばらしい功績を残している。過去の連覇も理解している。それだけチームがまとまって強いということも理解している。そしてソフトバンクと戦ったチームでもある。これからチームに加入するが、このチームの一員になれて光栄です。これまでよりワンステップ上へ、みんなと戦えたらという目標を掲げています」

 -ピッチングスタイルは。

 「非常に強気でアグレッシブで押していくタイプだと思う。ストライクをゾーンに投げて勝負できる。有利なカウントでも不利なカウントでも、自分の球を打者に投げられる。まだ日本の打者の印象を持っていないので、そちらの方も消化して取り組んでいきたい」

 -カープファンへメッセージを。

 「皆さんにお伝えしたいのは、感謝の気持ちしかありません。チーム、選手へのサポートをお願いしたいと思います。広島カープはファンに支えられて成り立っているチームという印象を受けます。日本の野球ファンは本当に日本の野球を愛して球場に足を運んでくれるという印象を持っています。マツダスタジアムもいつも大入りと耳にしました。そうした雰囲気の中で1日でも早く、自分たちのプレーを見せていきたいと思います」

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