4連覇へ外国人起用法は?レグナルト&ローレンス加入で7人態勢に

ユニホームに袖を通しポーズを決める広島 ケーシー・ローレンス(右)と広島 カイル・レグナルト=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 広島の新助っ人・カイル・レグナルト投手(30)とケーシー・ローレンス投手(31)が25日、マツダスタジアムで入団会見に臨み、今季の抱負を語った。

 新外国人レグナルトとローレンスが加入し、広島の助っ人は野手2人、投手5人の計7人態勢となった。今季も1軍の外国人4枠は「野手1、投手3」が有力。日本人選手と同じように、助っ人の競争も激しく、野手は昨季1軍で25本塁打を放ったバティスタ、2軍で三冠王に輝いたメヒアの一騎打ちとなる。

 投手は5人で3枠を争う。来日5年目を迎えるジョンソンは1軍が決定的だ。16年に沢村賞に輝くなど実績は十分。昨季も11勝を挙げ、佐々岡投手コーチは先発ローテ入りを明言している。フランスアも当確だろう。昨年はシーズン途中からブルペンの救世主的な活躍を見せ、3連覇に大きく貢献した。今季もセットアッパーとして重宝されそうだ。

 残り1枠を巡ってレグナルト、ローレンス、ヘルウェグが火花を散らす。球団関係者によると、新外国人2人は基本的に先発要員。見通しが立てば1軍枠を有効活用するため、登録と抹消を繰り返す起用法も選択肢にあるようだ。そうすれば、昨季終盤に存在価値を高めたヘルウェグの1軍登板が可能となる。

 新助っ人2人は気合十分だ。アメリカでは主にリリーフだったという左腕レグナルトはオフ期間もキャッチボールを続け、「先発を視野に入れて過ごしてきた」と力を込めた。昨季エンゼルス大谷を無安打に封じた右腕ローレンスも「日本のキャンプに合わせて、例年より早く調整を始めた」と新天地にかける覚悟を口にしていた。

 143試合、長丁場のペナントレース。打線の状態次第では「野手2、投手2」のケースも考えられる。選手の調子やコンディションを見極めて、助っ人の力を最大限に生かすことができるか、首脳陣の腕の見せ所だ。

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