ドラ1小園 緒方監督も評価「まわりの選手と違和感がない力」1次キャンプ終え
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「広島春季キャンプ」(13日、日南)
広島が日南での一次キャンプを打ち上げた。ドラフト1位・小園海斗内野手(報徳学園)は「トップレベルの、3連覇したチームの中で練習をやらせてもらった。感謝したいし、たくさんの経験ができて良かった」と、充実した13日間を振り返った。
球団で、高卒野手が春季キャンプを1軍でスタートさせるのは92年の徳本以来、実に27年ぶり。小園は高い評価通り走攻守全てで存在感を示した。
バットでは前日12日のシート打撃で大瀬良のカットボールを捉え“初安打”を記録。練習でも力強いスイングをみせた。緒方監督は「実戦に入ってもまわりの選手と違和感がない力をみせている。沖縄でも1日、1日を積み重ねいろいろ吸収してほしい」と話した。
チームはこの日、宮崎空港からチャーター機で沖縄入りした。小園は16日に報徳学園の卒業式に参加するため、チームとは別便で移動。卒業式後に沖縄へ飛び再びチームに合流する。実戦が増える2次キャンプ。「全力でプレーしたい」と意気込んだ。