床田“開幕投手”18日KIA戦 生き残りへ対外戦で評価さらに上げる

 広島の床田寛樹投手(23)が18日に沖縄市のコザしんきんスタジアムで行われる練習試合、韓国・KIA戦に先発することが14日、明らかになった。15日から沖縄2次キャンプがスタートし、迎える今年初の対外試合。開幕投手”に指名された3年目左腕にとっては首脳陣に1軍生き残りをアピールする絶好の機会だ。

 着実に首脳陣の評価を高めている左腕に、さらなるアピールチャンスが巡ってきた。床田が今年初の対外試合となる韓国・KIA戦で先発する。常々「開幕ローテに入って、少しでもチームに貢献できれば」と話す大卒3年目にとって、大事なマウンドだ。

 プロ1年目の17年は開幕ローテに入ったものの、7月に左肘のじん帯再建手術を受けて昨年は1軍登板なし。2年ぶりとなる今回の1軍キャンプでは実戦形式で光を示し、11日の紅白戦では2回無安打無失点。佐々岡投手コーチも「うまく低めに集めていた」と評価した。対外試合でも結果を残せば、開幕1軍入りへ向けて大きなアピール材料になる。

 キャンプ前から意識してきたのは左打者の内角を厳しく突く投球だが、一方で「内角を投げた後に外角に甘くなることが多い。一球をしっかり投げきれるようにやっていきたい」と新たな課題も生まれた。15日からの沖縄での2次キャンプで細部を整えていく。

 多くの投手が虎視眈々(たんたん)と狙う開幕ローテの椅子。若鯉にとっても、これから一戦一戦が勝負の場となる。戦う心、強い心を持ち続け、激しいサバイバル競争を勝ち抜いていく。

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