【野間インタビュー1】目指すは「1番・中堅」&打率3割 開幕スタメン狙う

「開幕スタメン」に照準を合わせる野間(撮影・飯室逸平) 
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 広島・野間峻祥外野手(26)が27日、デイリースポーツの独占インタビューに応じた。昨季は初の規定打席に到達するなど、リーグ3連覇に貢献したブレーク男。攻守でチームの中心だった丸がFAで巨人に移籍した今季、レギュラーを念頭に置く中、進化の年へ「1番・中堅」と打率3割を目指す思いを語った。

  ◇   ◇

 -今季戦う上での、一番のモチベーションは。

 「まず今競争していますし、センターのポジションをしっかり勝ち取って、開幕からスタメンで出られるように頑張っていきたいなと思っています」

 -昨年主に守ったのは左翼だった。

 「そこも慣れですね。僕は左翼が一番難しいと思っていますけど、結局は慣れましたし。特にどこでも変わらないと思います」

 -中堅手は外野を統率する部分もある。

 「去年丸さんがやっていたのを見ていますし、打者によってある程度3人で話しながらやっていければいいかなと思います」

 -丸はFAで巨人に移籍したが、その丸から学んで生かせる部分は?

 「指示だったりは常に気を配ってやってもらっていましたし。そこはやらないといけないなと」

 -センターに入ると責任感も出てくる。

 「だいぶそこはありますね。センター中心で両サイドに動いていくので、大事だなと思ってやっていきたいですね」

 -昨季失策は1個のみだった。

 「外野手は1個でも多いんじゃないかなと。後ろにそらすとかイージーゴロをエラーするのは駄目だと思います。ある程度普通にやっていれば、あとは送球に気をつければ大丈夫かなと」

 -打撃の方はここまで順調にきている?

 「量は振れているかなと思います。あとは実戦の中で理想の形を求めて。練習と実戦の差をできるだけ縮められるようにしたいと思います」

 -打率3割は一つの指標か。

 「去年は届かなかったんですけど(打率・286)、捉えることができてくれば足で稼げるところもあると思うので、そういうところに近づいてくるのかなと」

 -投球を捉えるのは簡単ではない。

 「ある程度の割り切りも必要だと思います。自分のスイングを相手は崩しにくるものだと思うので、自分のスイングをできる時に捉えていけるようにやっていきたいです」

 -打順は。

 「やっぱり1番は打ちたい思いがあります。足を生かす部分でも、1番の方がいいなとは思います」

 -昨季後半(25試合で)経験したからこそ思うところもある。

 「そうですね。先頭で僕が変な入りをすると今日いいのかな?とチーム全体が思うと思う。そこでカーンと1本打てたり、粘ったらチームもいけるというところもあると思う。あとは先発投手に対しても(初回で)重要になってくるし、いろいろな仕事がある。やってみたいなというのは、去年やってみて思いました」

 -1番は出塁率も大事になってくる。

 「理想は4割は欲しい。でも僕のレベルで変に見極めようとしたら良くない。今は四球の数を考えるのは駄目かと。ツボに入れば一発もあるとなってくれば、広輔さん(田中)みたいになれてくるのかなと思います。まずは一発で甘いところを捉えていけるようになれば、投手の見る目も変わってくるかなと思います」

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