マツダのマウンドがメジャー式に 「硬め」を選手も歓迎

 広島が本拠地・マツダスタジアムのマウンドを今季からメジャー式に改造する方針で固まったことが2月28日、分かった。

 昨年11月の日米野球で使用していた粘土質の黒土を使い、現在の日本の球場よりも硬めに作るという。それに出場した選手から好評の声も上がり、昨年から検討していた。キャンプでは日南のブルペンが5レーン中3レーン、沖縄でも全レーンをメジャー仕様とし、球団幹部は「キャンプでも投手陣から『新しい方がいい』という話だった」と説明した。

 新マウンドは穴が掘れにくい特徴もあり、中継ぎ陣には先発と同じようなマウンド状態で登板できる利点もありそうだ。一岡は「個人的には硬い方が好きですね」と話した。投手陣は開幕へ新たな足場に順応していく。

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