レグナルトが西武山川らをピシャリ 外国人枠争い生き残りアピール
「オープン戦、西武1-6広島」(2日、みどりの森県営球場)
広島の新助っ人が、また好投した。3番手・レグナルトが西武の強力クリーンアップをピシャリ。激しい外国人争いの中で、強烈なアピールを展開した。
1点リードの六回、左腕が佐賀のマウンドに仁王立ちした。先頭・秋山をスライダーで左飛に打ち取ると、続く山川はチェンジアップで空振り三振。さらに森も144キロの直球で連続三振に斬った。
試合後は「悪くはない。もう少し真っすぐに威力を込められたら良かった」と話し、クリーンアップを抑えたことには「何番であれ、アウトを取るという意識」と振り返った。
今季も外国人4枠の内訳は野手1、投手3が有力だ。実績十分のジョンソン、昨季セットアッパーに定着したフランスアは決定的。キャンプ後にローレンスが2軍降格し、残り1枠は、この日好投したレグナルトとヘルウェグに絞られた形だ。