大瀬良、五回まで志願続投「投げ切りたかった」3失点
「オープン戦、広島-DeNA」(9日、福山市民球場)
広島の大瀬良大地投手は、5回10安打4奪三振3失点だった。
初回2死からソトに右越えソロを被弾。二回は柴田に適時二塁打を浴びた。この日のテーマの1つが、左打者の内角への投球。二回までは、打たれても自らが設定した課題を克服するために投げた。
三回以降は「打者の反応を見ながら」とアプローチを変更した。予定していた五回を終え、球数はこの時期では珍しい99球まで増えた。四回終了時点で交代の提案を受けたが続投を志願。「五回を投げ切りたかった。それに、何で打たれたんだろうとか勉強したり反省だったりすることがあったので」
自身初の開幕投手を目指す段階。開幕までオープン戦は残り2試合の登板が予定されている。「シーズンで良いものを出せるようにしたい」。課題を1つひとつクリアしていく。