床田、あるぞ開幕2戦目先発!ジョンソン代役「しっかり準備」
広島・床田寛樹投手(24)が開幕2戦目の3月30日・巨人戦(マツダ)に先発する可能性が25日、高くなった。マツダスタジアムで行われた投手指名練習に参加した左腕はブルペンで約100球の投げ込みを行い、先発予定だった27日のウエスタン中日戦(ナゴヤ)の登板が消滅。今後は開幕カードの先発に照準を合わせていくとみられる。コンディション不良を訴えたジョンソンはこの日は球場に姿を見せず、開幕ローテーションは依然として不透明な状況だ。
ローテ再編により床田が巨人との開幕2戦目の先発に浮上した。グラウンドでキャッチボールなどで汗を流した左腕は畝投手コーチとともにブルペンへ。100球以上の投球練習を行い、「いつ投げるか分かりませんが、最初から投げられるように、いつでも行けるようにしっかり準備していきたい」と意気込みを口にした。
もともとは開幕2カード目の4月3日・中日戦(ナゴヤドーム)の先発に向け、27日のウエスタン中日戦に調整登板するはずだった。しかし、ジョンソンがコンディション不良により23日・ソフトバンク戦回避。さらにローレンスも祖父の葬儀参列で緊急帰国することになり、ローテ再編が決定。床田の登板スケジュールも変更となり、この日の投げ込みに至ったもようだ。
“Gキラー”となる可能性は十分に秘めている。プロ1年目の17年4月12日には東京ドームで巨人相手にプロ初勝利をマーク。今春も3月5日・巨人とのオープン戦(マツダ)で、丸から2三振を奪うなど、4回4安打無失点の快投を見せていた。
オープン戦は4試合17イニングに投げ、防御率1・59の好成績で球団MVPに輝いた。仮に登板間隔が空くことになっても、「ブルペンでゆっくり調整できる」と動揺はなし。左肘手術からの復活を期す左腕が、救世主となるかもしれない。