広島・緒方監督 ライバル球団は「全球団」「挑戦者の気持ちで」
広島・緒方孝市監督(50)が28日、巨人との開幕戦に向けて意気込みを語った。一問一答は以下の通り。
-必勝祈願を終えて
「いよいよ始まるなという思いです。ここまで大きなケガ人がなく、ほとんどの選手がいい状態で開幕を迎えられることをうれしく思います。また明日から厳しい戦いが始まるので、そういう意味で、気分も緊張感も高まっているというところです」
-オープン戦は首位で終えた。
「オープン戦の結果は気にしていないです。それよりもいろんないいところも見えましたし、また課題もたくさん見えたので、そういった意味で、シーズンも戦っていく上で、そこらへんをしっかりと、リスクを少しでも減らしながら、カープの野球ができるように戦っていきたいと思います」
-たくさん若手が出てきた。期待感は。
「新しい戦力、そして若い選手もね、たくさんの人数がベンチ入りしてますし、キャンプからいい競争の中ここまで来られているので、この競争がここで終わるわけじゃなく、シーズンに入ってもそういうチーム内の競争は続きますし、そういった中で選手がグラウンドの中で力を発揮して、ポジションを獲得してほしいなと、そういうふうに思います」
-ドラフト1位小園選手について
「キャンプからオープン戦の実戦と、非常にいいものを見せてくれたので、今この場にいるわけですけど、明日出番があるか分からないですけど、開幕独特の緊張感、いろんな空気を存分に味わって、プロ野球人生のスタートをきってほしいと思います」
-新加入した長野について
「彼もここまで順調にきていると思っています。経験ある選手なので、開幕してから絶対、彼の力が必要になると思いますし、カープに加わった中でどういう力を発揮してくれるのか楽しみにしています」
-4連覇の鍵は。
「そうですね、昨年のことは終わっているので、今年また新たな気持ちでリーグ優勝に向けて、日本一に向けて、我々は挑戦者の気持ちで1試合1試合、ぶつかって戦っていくだけです」
-ライバル球団は
「全球団です」
-最後に意気込みを 「リーグ優勝に向けて、今年こそ日本一に向けてと。ファンの人の期待は感じています。我々はその期待に応えるべく、チーム一丸となって、全力で戦っていくだけです」