カープ最下位 まだ4試合1勝3敗ですが…15年6月24日以来

 「中日7-4広島」(2日、ナゴヤドーム)

 広島の調子が上がらない。初先発の長野に移籍後初アーチが飛び出し、一時は勝ち越したものの、逆転負け。粘り強さ、終盤の強さを誇ったセ・リーグのチャンピオンチームが1勝3敗と開幕4試合の段階とはいえ、15年6月24日以来の最下位となった。

 3-3で迎えた七回に長野が大野雄から勝ち越し1号ソロを放ち、鯉党を喜ばせた。しかし、直後に暗転した。

 七回はルーキーの島内を送り出したが、堂上への四球をきっかけにピンチをつくる。その後、フランスアが2死一、三塁で登板したものの京田に同点適時打を許した。

 さらにフランスアは八回、ビシエドに中前打、福田に死球、そして高橋の犠打を自身が野選としてしまい、無死満塁の大ピンチを招いてしまった。堂上を空振り三振と打ち取ったが、代打・阿部に勝ち越し適時打を許し、さらに一、三塁から代打・渡辺の犠飛でだめを押された。

 九回は代打攻勢で反撃を試みたものの、中日・鈴木博を打ち崩せず試合終了となった。

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