広島・ジョンソン来日初の屈辱3悲弾KO 鯉のぼり休止させた
「ヤクルト4-2広島」(28日、神宮球場)
広島のジョンソンが神宮のマウンドで屈辱にまみれた。二回、荒木に先制ソロを浴びると、続く三回も青木、バレンティンに一発を献上した。来日初の1試合3被弾。4回6安打3失点で早くも3敗目(1勝)を喫し「状態は悪くなかったけど投球の内容は良くなかった」と淡々と振り返った。
チームの連勝を伸ばすはずが、逆に勢いを止めてしまった。投手陣は前日27日まで3試合連続完封と31イニング連続無失点を継続。この夜は球団初の4試合連続完封、40イニング連続無失点の新記録樹立に期待が集まっていたが…。佐々岡投手コーチは「せっかくいい流れで来ていたんだけど」と渋い顔。緒方監督も「見たまんま」と辛口評価だった。
かつての輝きが色あせていくようだ。今季5試合中、5回以上を投げたのはわずか2試合だけ。前回は中4日で今季初白星を挙げたが、先発の役割を全うできていない。次回について佐々岡コーチは「まだ終わったばかりだから」と話しつつ、「誰がおるんやというのもある」と話した。代役候補のローレンスは27日の2軍戦で六回途中9安打6失点と炎上。12連戦中であり、台所事情は苦しい。
次回へ向けた修正点についてジョンソンは「明日以降、それを探していこうと思う」と話した。助っ人左腕の完全復活が待たれる。